こんにちは。地方で小学校の教員をしています、じょんのびです。
現在、30歳の私ですが、40代でセミリタイア(サイドFIRE)を
目指しています。
約7500万円の資産を築き、その後は好きな仕事や多忙ではない仕事で、
ストレスが少なく、のんびり働きながら過ごしたいと考えています。
この記事では私がセミリタイアに向けてしている節約のことをお話します。
「セミリタイアしたいけど何をしていいのか分からない」という方の
参考になればと思います。
はじめに
まず、セミリタイアしたいと思った時にするべきことは「支出の把握・最適化」だと思います。
人間、生活していく上で、お金は必須ですよね?
皆さんは毎月、いくら支出しているか把握していますか?
まずはここからスタートです。
なぜなら、例えば月に15万円で生活できるという人もいれば
家族がいて月に30万円は必要だという人もいます。人それぞれです。
しかし、当たり前ですが、月の支出が少ないほうがセミリタイアに近づきます。
支出が少なければ、たくさんのお金を稼ぐ必要もないですし、株式投資などを運用して
得た収益だけで生活していくこともできるかもしれません。
まずは自分の月の支出を把握すること、そして本当に必要な支出なのか見直して
最適化すること、この2つがとても大切です。
支出の最適化ができれば、後はお金を稼ぐ、貯める、投資で運用するのみです。
では、私がセミリタイアに向けた節約(貯める)について、3つお話します。
車のコスト削減
私は地方住みなので移動手段として車が必須です。
妻も教員として働いているので、一家に2台です。
車は本体価格だけでなく、保険、駐車場、ガソリン、車検、タイヤ交換など
年間で維持費がすごくかかります。
※今回は年間いくらかかるかは割愛させていただきます。
私の知り合いに3人家族で一家に1台の車で生活している人がいたので、
セミリタイアに向けて、私も車を手放そうと考えたこともありましたが
どうしても移動手段のことを考えると、それはできませんでした。
では私にできることは何か。主に2つありました。
1つ目は「中古車の購入」です。
私は元々車が好きでした。特にセダンが好きでお金を貯めたら
「某自動車メーカーのセダンに乗りたい」と思っていました。
その車は新車で一番低いグレードでも350万円ぐらいしたので、
社会人になりたての私には手が届きませんでした。
しかし、私は当時、軽自動車に乗っていたので、
一刻も早く乗り換えたいという思いが強く、
中古車のサイトを巡り、運良く欲しかった車が3年落ちで200万円で
販売されていました。
そして店舗へ行き、購入。今でもいい買い物をしたなと満足しています。
当時はセミリタイアをしようとは思っていなかったですが、
中古車でも品質のよい車があるので、
新車にこだわりがないのであれば、中古車または軽自動車を購入すれば
100万円以上の削減になると思います。
※事故車はやめた方がいいです。
2つ目は保険料の見直しです。
「自賠責保険」・・・これは残念ながらどうすることもできません(笑)
「任意保険」・・・これは保険会社や条件によってコスト削減が可能です。
私が始めに入っていた保険はディーラー経由の保険で6~7万円ぐらい
だったでしょうか。
それを姉の勧めで某ネット保険に変更したことで5万円程度に。
さらに条件を見直し、「車両保証」をつけないことで現在は
約3万円の支払いです。
何も分からず入っていた保険と比べると1年に3万円のコスト削減。
30年乗ったら保険だけで90万円のコスト削減です。
もちろん、条件を見直したことで、もし自分が事故を起こして
自分の車に傷ついたりしたら、保険は下りないのですが、
そうならないように気をつけて運転しようと意識するようになりました。
比較的、ネット保険は割安なので、ネット保険の検討、必要な条件の検討を
してみてはどうでしょうか?
住宅のコスト削減
同じ年代の人たちは家を建てる人が増えてきましたが、
私たちは現在は賃貸です。
持ち家か賃貸かというのは永遠のテーマですが、
どちらのメリット・デメリットも享受したうえで
現在は賃貸に住んでいます。
公務員は家賃補助があり、私の自治体では
上限27000円までの補助があり、
今はそれをフル活用しています。
今後もずっと賃貸に住み続けると考えた場合、例えば27000円を
約30年間もらうとしたら
2、7万円×12ヶ月×30年=972万円
なかなかの金額ですね!!!
家賃補助がある会社に勤めている方は、その恩恵を受けて
賃貸に住むというのはアリだと思います。
しかし、私は今後も永遠に賃貸に住む予定はありません。
というのは、現在、異動の関係で地元から離れて教員をしていますが、
2、3年後にはまた異動で地元に戻り、教員をする予定です。
その時に持ち家を購入するという選択肢は、ありだと考えています。
もちろん、賃貸で家賃補助を受け取ったり、安い家賃のところに
住めばセミリタイアに近づくことは間違いないでしょう。
しかし、私の中の価値観として持ち家は自分の人生をよくしてくれる「浪費」だと
割り切っています。
セミリタイアに向けて、何でも我慢するというのはよくないです。
では、セミリタイアを向けて私が考えていることは何か。
それは中古住宅の検討、または
新築をローコストのハウスメーカーで建てることです。
1つ目は中古住宅の検討です。
ネットで調べると自分の地元には中古住宅が色々と出てきます。
満足のいく物件に出合えるかは、運次第ですが、
私の地元だと土地と建物で1000万円~2000万円台が相場
です。
新築で建てるとなると、これは住んでいる場所やその人が
どんな家に住みたいかによると思いますが
土地と建物で3000万円以上はかかる人が多いのでは
ないでしょうか。
車のコスト同様、新築にこだわりがないのであれば
中古住宅を検討してみるのもありだと思います。
そしてお金に余裕が出たときにリフォームをする。
そうすれば中古住宅でも比較的満足ができるかなと思います。
2つ目は新築をローコストのハウスメーカーで建てることです。
アメリカだと中古住宅の購入が多いようですが、
日本では新築物件の購入信仰が根強いそうです。
「人が住んだ家に住むのは抵抗がある」
「今後もずっと住むなら新築の方がよい」
「新しい設備を備えた家がいい」
「自分の理想の間取りにしたい」
新築を選ぶ人はそれぞれ理由があると思います。
実際、私は「自分の理想の間取り」にしたくて、
新築も視野に入れているところです。
「でも、新築はお金かかるしなー」
そう思っていた時にローコストのハウスメーカーの
存在を知りました。
詳細は割愛させてもらいますが、
「CMなどコストがかかる広告はしない(ネットやYOUTUBE、チラシなどで
集客する)」
「営業の規模(人件費)を抑えている」
「材料を大量に仕入れることで、仕入れコストを押さえる」
などでローコストな住宅建築を可能にしているそうです。
私自身、もし、そこで新築を購入するとしたら、
おおよそ2000万円で自分が満足のいく家を建てることが
できます。
大手ハウスメーカーだと人件費や広告料が大きく
上乗せされてますので、その価格で建てることは厳しいでしょう。
今後、自分がどうするかはまだわかりませんが、
中古住宅にするのかローコストハウスメーカーにするのか
選択肢が広げられたことはよかったと感じます。
住宅購入は本当に大きな買い物で何千万円も違いが出ます。
よく検討してから購入しましょう。
生命保険の見直し
皆さんは生命保険に入っていますか?
「社会人になったら、保険に入るのは当たり前」
そんな誘いをまともに受け、私は働き始めた時から
高額な生命保険に加入していました。
特に支払いが大きかったのは「積み立ての終身保険」
ざっくりとした内容は
・年間28万円程度を約30年間支払い
・その間に自分に万が一のことが起こったら1000万円の保証、
・何も起きなかったら1000万円に利子がついて戻ってくる。
・途中で解約したら今まで支払っていた分は全額は返金されないので
損になるが、解約しなければ得をする。
・貯蓄系の生命保険だから、掛け捨てより得
金融知識もない当時の私は「何それ!途中で解約しなければ
めっちゃ得じゃん」と考えていたことを
鮮明に覚えています。
後々に分かったことですが
例えば、家族や子どもがいて自分が稼ぎ頭であれば、生命保険の
検討しても良いと思いますが、
私は妻と2人暮らし、そして妻も働いていることを考えると
私に万が一のことがあっても、経済面で困る人はいないということです。
そして色々調べたり、検討したりした結果
・高度療養費制度や遺族年金というものが日本は充実している
・保険ではなく、投資にお金を回すことで資産を増やすことができる
・家族が増え、心配になったら安い掛け捨ての生命保険を検討する
というようになりました。
そして、私は積み立ての生命保険を解約しました。
解約返戻金は、支払った金額全部は戻りませんが
今後も必要のない生命保険に支払い続けることを考えたら
解約を決断してよかったと思います。
皆さんは生命保険にいくら払っていますか?
その生命保険は本当に必要ですか?
生命保険は支払いが続くものですので、
どこかで立ち止まって検討し直すことをおすすめします。
まとめ
今回は私がセミリタイアに向けて節約していることを
3つ紹介させていただきました。
1.車のコスト削減
・年間維持費が大きいので、中古車の購入を検討、
任意保険の見直しをすること
2.住宅のコスト削減
・大手ハウスメーカーで住宅を建てる広告料や
人件費などの上乗せ分が大きい
・家賃補助を上手く活用する
・中古住宅、またはローコストハウスメーカーの検討
3.生命保険の見直し
・生命保険に入る必要はあるのか
・生命保険は得なのか
・不要な生命保険支払いをやめて投資で運用
今回紹介したことはほんの一部です。
また、第2弾を作ろうと思います。
繰り返しになりますが、
セミリタイアに向けては支出を抑えることが
重要です。
本当に自分に必要なのか?
別になくても満足のいく生活ができるかも?
と考えることがセミリタイアへの一歩につながります。
最後まで見ていただいてありがとうございました。
充実した人生になるように
今日も自分を大切にして生きていきます。