自分軸

転職にふみきれた理由②

じょんのびです。

今回は前回の続き、小学校教員の自分が転職にふみきれた理由について

記事にしました。

この記事を読むことで

「今の仕事を続けるか辞めるか決断できない」

「今の仕事をやめたいけど、転職することが不安」

と悩んでいる方の参考になればと思います。

精神的な不安をなくす

前回は「金銭的な不安をなくす」ことについてお話しました。

それと合わせて私は転職を決断できたのは

「精神的な不安をなくす(減らす)」

ことができたのが大きいです。

精神的な不安をなくすためにしたこと・考え方は

次の2つです。

転職の軸を明確にする

「年収500万以上」「定時退勤」「残業代あり」「公務員」

「○○職」「福利厚生充実」など。

世の中にはたくさんの仕事がありますが、自分の条件にすべて当てはまる

仕事というのはほとんどないと思います。

私自身、転職活動を始めた時は「定時退勤」「福利厚生充実」「年収450万以上」

「勤務地が通える場所」の条件に合う会社を探していましたが、

すべてが当てはまる条件の仕事はなかったり、似ている求人があっても

「転勤あり」「年齢制限あり」「求められる人物像がマッチしない」など

新たな課題が出てきたりしました。

そこで、条件をすべてクリアすることはできなくても「これだけは譲れない」という

軸をしっかり整理し、現職(教員)と比較することで

「教員を続けることor新たな会社に転職すること」どちらが自分の人生にプラスになるか

考えながら転職活動をしてきました。

私は「長時間労働を軽減し、家族や自分の時間を取りたい」

「土日は休みで趣味の時間がほしい」というのが軸としては大きかったので

ここがクリアできれば、「年収」や「職種」「福利厚生」はある程度妥協できました。

そして新たな職場は「年収は350万スタート」「将来的に転勤の可能性あり」と

転職活動を始めた時と望んでいた条件が違いますが、

今は納得している自分がいます。

それも何を優先したいか、そのために何を諦めるか

しっかり軸を整理し、折り合いをつけることができたからです。

教員は潰しがききにくい職業なので、教員経験が優遇される会社は

なかなか見つけることができませんでしたが、

30代という年齢で挑戦できたことはよかったと

プラス思考で考えています。

教員にいつでも戻れる自信がある

もう1つ、私が行動できたのは、

「教員の仕事はいつでも戻ることができる自信がある」からです。

一昔前は、教員採用試験の倍率は高く、なかなか正規で採用されるのに数年かかることは

ザラでした。しかし残念ながら、現在の教員の労働環境はニュースでも取り上げられているようにけっして楽ではありません。

そのため、「やりがい」はあっても若手の教職離れが加速化し、団塊の世代も引退していくので、優秀な人材の確保が困難になっていく一方です。この状況はこの先数年は続くと思います。

私はそんな働き方改革が進まない状況に嫌気がさして辞めた部分もありますが

「新しい仕事がもし合わなかったら、また戻ればいいや」という考えもあります。

その考えをもてたのは、

自分がこれまでの教員生活で積み上げた経験に自信があるからです。

教員人生の中で、体育主任や生活指導主任、6学年主任、組合関係など

学校の中核の仕事を任され、子ども、保護者、職員との関わりも、

そこまで苦痛に感じず、やってこれたのは自信につながっています。

そして正規採用がいい、管理職になりたいという

思いやプライドもないため、

今の教育現場であれば、何らかの形で戻れるという考えがあります。

もちろん、それをアテにしているわけではなく、

新たな職場でも自分のスキルを高め、成長していきたい思いはありますが

こればかりはやってみないと分からない部分がありますので

「転職してだめだったら○○すればいい」という考えがあると

気持ちが楽になり、行動もしやすくなります。

まとめ

転職に踏み切れた理由②は

精神的な不安をなくしたことです。

そのために

・転職の軸を明確にする

・教員にいつでも戻れる自信

をもつことができたのが大きかったです。

教員は給料面や福利厚生は安定していますが、

体力面や精神的負担面を考えると

けっして「安定」と言えないと自分は思います。

将来、健康に長く働きたい思いもあります。

そういった意味でも新たな環境に今チャレンジすることは

自分の人生経験に必ずプラスになると信じ、

選択したことを後悔しないために行動して

いきたいと思います。

4月から新たな職場、不安もありますが、楽しみもあります。

始めから完璧を求めず、自分のペースで

がんばっていきます!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。