教員の仕事

8年働いた教員の退職金公開

じょんのびです。

4月末に前職の退職金が入りました。

今回は8年間働いた教員の退職金額や

もらった時の感想、考えたこと等を話していきます。

退職金公開

まず前提として私は大学を卒業してストレートで

某自治体の教員として8年間勤務しました。

特別支援学校3年、小学校5年間勤めました。

自治体や勤務年数、学校の種類によってもらえる退職金額は

若干違うとは思いますが、参考までにお願いします。

では発表します。

8年間教員として働いた退職金は

約125万円。

諸税を差し引くと

手取りは約120万円でした(拍手)。

退職金をもらった時の気持ち

公務員(教員)は定年(約40年)まで働くと

2000万円近くもらえるとよく言われます。

実際に私の校長にも確認したところ

同等の金額をもらえると

言っていましたので、ほぼほぼ合っていると思います。

しかし、私は教員を8年しか働いていないとは言え、

手取り120万円・・・

皆さんなら少ないと思いますか?

実際私も思っていたより少ないとは感じましたが

一方で「まぁそんなものか」と

しょうがない気持ちもありました。

退職金は「勤めた年数」と「これまでの平均年収」

関係しているので、

当時31歳だった私の平均年収は

決して多い訳ではないからです。

※特に新卒後は地方の民間より安いこともあります。

しかし、私は次の仕事が決まっていたので

お金について大きな不安はなく

退職金に期待することもありませんでした。

退職金をあてにするな!

私のように8年しか働いていないと

退職金はそんなにもらえません。

それは教員に限らず、多くの民間企業にも

当てはまると思います。

今は退職金が出ない企業だってあります。

もちろん120万円は大金ですが、

生活費、車の維持費や住宅ローン、教育費等

倹約に努めていなければすぐに失われます。

なので退職金は臨時収入くらいに考えておいた方が

よいでしょう。

「老後2000万円問題」というワードが

一時期流行りました。

それを聞くと

「定年まで働けば2000万円もらえて将来が安泰」

たしかに一理あると思います。

しかし、その2000万円のために

残りの年数日々忙しく、ストレスがあり、

余裕のない生活を送りますか?

あと30年間、不満が強い環境で働きますか?

私は退職金をたくさんもらうことはあきらめました。

しかし、今の自分を大切にしたいと思い、

転職し、心と体にゆとりのある今の生活に

すごく満足しています。

ですので、若い人で

「公務員は定年まで働けば退職金を

たくさんもらえるから、がんばって続けよう」

という考えがあるのなら、

ぜひ一度立ち止まって

何が大切なのかを考えてほしいです。

もしかしたら、

・財政の問題で退職金が減る

・途中で体や心を病んで働けなくなる

等様々なリスクがあるかもしれないことは

頭に入れておかなければいけません。

実際、公務員の退職金はここ数十年で

何百万も減っているというデーターもあります。

多忙な業務に追われ、

体や心が病み、病休に入る仲間を

何人も見てきました。

私は教員の仕事に大きなやりがいを

感じていましたが、未来の自分を考えた時に

「このままではいけない気がする」と

感じ、私は転職を決意しました。

まとめ

今回は8年働いた教員の退職金についてお話しました。

結論、手取りで120万円でしたが

少ないからもう少し続ければよかったとは

まったく思っていません。

教員を続けることで得られるメリットより

早めに違う職種にチャレンジした方が

今後の自分の人生に大きく影響を与えると

思ったからです。

皆さんの中には退職金が気になったり

長く働いて、少しでも多くの退職金を

もらいたいと思う人もいるかもしれませんが

退職金を目的にせず、今を楽しく生きられるように

自分から少しずつでも行動していきましょう。

最後まで読んでくださりありがとうございました。