転職

教員から転職して後悔したこと3選!辞めた後の働き方をイメージしよう。

「教員を続けようか迷っている」

「教員を辞めて民間にいくのが不安・・・」

「教員を辞めたことで後悔したくない!」

現在教員をがんばって続けている人、

辞めたいけど転職後が心配な人

そんな方々のために!!

教員8年→民間営業職へ転職1年目の私が

「教員から転職して後悔したこと」をまとめてみました。

結論を先にお伝えすると

~教員から転職して後悔すること~

・福利厚生の充実、給料安定がなくなる

・社会的信用がなくなる

・大きなやりがいがなくなる

これは教員から民間へ転職した人が全員が当てはまると

いうわけではなく、あくまで私の場合という前提で

お話させていただきますので、ご容赦ください。

教員からの転職で後悔が大きいのは、福利厚生の充実、給料安定がなくなるから

教員 転職 後悔 福利厚生 給料

・通勤手当や住宅手当が出る

・年休が20日ある。1時間ごとに取得できる

・ボーナスは夏・冬で約4ヶ月分もらえる

教員を辞めた今だからこそ

公務員の福利厚生や給料の安定を実感しています。

ちなみに私の現在の会社は・・・

・通勤手当は出るが、住宅手当は出ない

・年休は10日(そのうち指定有給5日)

・ボーナスは夏・冬で約2ヶ月(業績による)

現在の会社に転職したことで、

福利厚生や給料には替えがたい

もの(時間や心のゆとり)が手に入りました。

一方で、教員時代と福利厚生・給料を比較すると

悪くなったことも事実。

また、教員・公務員は年功序列なため

毎年給料がコンスタントにアップします。

民間でも同じように年功序列な部分もありますが

基本的には毎年、コンスタントに給料が上がることはなく、

・役職に就く

・資格を取る

などで給料が上がる仕組みです。

大手の民間企業であれば、公務員を上回る

福利厚生・給料だと思いますが、

それでも公務員も同じくらい手厚いです。

この部分をよく理解し、転職後のことを想定しておかないと

教員→民間へ転職して後悔する可能性が大きいです。

教員を転職して後悔するのは社会的信用がなくなるから

教員 転職 後悔 社会的信用

間違いなく教員は社会的信用が高い職業です。

・住宅・教育ローンなど銀行の融資ハードルが低い

・クレジットカード等の審査も通過しやすい

・世間から見ても信頼度は高い

誰もが関わったことがある教員という職業は

とても身近で馴染みがあるので

仕事内容や人柄がイメージしやすいです。

民間企業では大手企業など有名でなければ

「どこにあるんですか?」

「何をしている会社ですか?」

と「?」から始まります。

私の転職した企業はかなりニッチな業界なので

一般の人からすればよく分からない会社です。

どうすれば自己紹介で分かりやすくできるか

悩み、説明にはいつも困っています汗

そういった意味でも

教員は社会的信用が高く、よく知られている

職業ですので、

・教員としてのプライドが高い

・社会的地位がほしい

・子どもたちから尊敬されたい

というような考えがある人は

教員から民間に転職して後悔するかもしれません。

教員から転職して気付く後悔。やりがいの大きさ

教員 転職 やりがい

・子どもたちとの関わりが好き

・授業や行事を通して、成長を見るのが楽しい

・保護者、地域の方に感謝される

・将来、先生みたいになりたいと言われる

・〇〇先生が担任でよかったと言われる

教員のやりがいって本当に大きいです。

これまで挙げてきた

・福利厚生や給料

・社会的信用

に負けないくらい、教員という仕事は

やりがいが大きい。

私自身も

・子どもたちから好かれる

・学級崩壊を立て直す

・保護者、地域の方とのつながり

・様々な主任を担い、同僚から頼られる

などの経験を通して、教員としての

やりがいを大きく感じていました。

民間企業はどうか?

もちろん民間でもやりがいはあります。

・お客様から感謝される

・自身の売り上げを上げる

・社会や会社に貢献する

それでも教員を続けてきた人からすると

民間のやりがいというのは

大きくないかもしれません。

私自身、まだ民間1年目なので

大きなやりがいは感じていません。

・売り上げ成績を上げたい

・周りから頼られたい

この想いが今の仕事のモチベーションです。

やりがいを感じるかどうかは人それぞれ。

一度教職を離れて、違う職種を経験し、

・子どもたちと関わりたい

・学校という場所が好き

・民間は合わない

などと感じるのであれば、それも良い経験です。

ただし、単に

「教員が辛いから転職しよう」となると

後々、後悔することもあると思うので

勢いだけに身を任せず、よく考えてから

転職をしましょう。

※心に余裕があれば、まずは転職活動をして

民間を知るというのはアリだと思います。

教員からの転職は後悔もあるけど、メリットも多い

転職して後悔したことのまとめ

教員から転職して後悔したことについて

お伝えしました。

今回の内容をまとめると

・福利厚生の充実・給料安定がなくなる

→転職する民間にもよるが、待遇は悪くなる人が多い

・社会的信用がなくなる

→公務員は世間から見ると信頼度が大きい

・やりがいがもてない可能性

→「子どものために」という思いで働いてきた分

違う職種に就くと、大きなやりがいは得られないかもしれない

あくまで私が教員から民間に転職したときに

感じたことです。

転職した業種、職種によって

また違う後悔ポイントがあると思うので

参考程度にしていただけたらと思います。

後悔しないための対策

上記の後悔したことは

転職した私にとっては「想定内」でした。

というのは、あらかじめ教員から

現在勤めている会社に入ったら、

どんなメリット、デメリットがあるか

後悔しないためにはどんな対策があるかを

考えていたからです。

今回の対策でいえば

・福利厚生の充実、給料安定がない

→お金が心配なら副業をすればよい

→長く働けるような環境の方がいい

・社会的信用がない

→教員としてのプライドは捨てる

→社会的信用に依存しない(大きなローンを組まない)

・やりがいの大きさ

→本業を一生懸命やることで、やりがいは出てくる

→本業だけでなく、副業でもやりがいはつくれる

→自分の子どもに愛情をたくさん注ぐ

まったく後悔しない転職はありません。

私自身も、後悔は少ないですが、

・福利厚生の充実、給料安定

でいえば、教員の妻と比較してしまうと

時々、自己肯定感が下がります汗

古い考えかもしれませんが、

「男が稼ぐ」「家族を支える」という

想いが強いからです。

しかし、「人生は一度きり」です。

教員を続けながら、働き方に

文句をいうのではなく、

行動した先に楽しい人生が来ることを信じて

これからも生きていきます。